日本画の現在　20年後の｢横の会｣

「横の会」は昭和５９年に結成された日本画家の研究グループで、１０年間を一区切りに活動しました。当時３０～４０歳代の若手作家が所属団体や師弟関係などの縦のつながりを超え、横の連携を取り、新たな日本画を生み出そうとしたのでした。解散から２０年を経た今、それぞれの作家は、現代の日本画壇を代表しリードする存在となり、後進を育成する立場として活躍しています。そこで、この展覧会では、改めてそれぞれの作家の近作を展示し、作家たちがめざしてきた日本画のあり方、その後の展開の姿勢など２０年間の成果を紹介します。