企画展「おおいたの「お茶」―杵築藩医・佐野家の喫茶文化―」

    大分県立歴史博物館 | 大分県

     私たちの身近にあり、日常の生活にささやかな楽しみを与えてくれる「お茶」。現在の「お茶」のかたちが成立したのは江戸時代ですが、江戸時代は抹茶や煎茶など、お茶の飲み方が「文化」として整えられ、広まった時代です。ここ大分県でも、抹茶や煎茶など多彩な喫茶文化が展開していきます。特に杵築藩の藩医を務めた佐野家には、近世から現代にいたるまでの茶道具や、喫茶に関する文献史料がまとまって伝来しており、おおいたの喫茶文化を知る上で注目されます。その中でも、文化文政年間(1804~30)頃に活躍した尚翼(月斎)は茶道によく通じており、多くの茶道具を収集したことが記録から明らかになっています。また、明治13年(1880)の大分県病院兼医学校開設に携わり、副院長となった佐野雋達の娘・秀(宗秀)と操(宗操)は、それぞれ江戸千家流の茶道を極め、その普及に努めました。  本展では、佐野家伝来の茶道具や文献史料を中心に、おおいたの豊かな喫茶文化を紹介します。 【イベントのお知らせ】 ◆呈茶会 日時:平成29年1月22日(日)10:00~15:00 場所:大分県立歴史博物館 展望ロビー 講師:宇佐市文化協会 ◆おいしいお茶の淹れ方 日時:平成29年1月29日(日)10:00~15:00 場所:大分県立歴史博物館 展望ロビー 講師:日本茶インストラクター協会大分県支部 ◆ギャラリートーク 学芸員が作品の解説を行います。質問などにもお答えします。 日時:平成28年12月16日(金)    平成29年1月13日(金)    平成29年2月3日(金)    いずれも13:30~14:30 場所:大分県立歴史博物館 企画展示室 講師:髙宮なつ美(当館 学芸員)
    会期
    2016年12月9日(金)〜2017年2月12日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:00~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    一般:310円(200円)
    高・大学生:150円(100円)
    ※(  )内は20名様以上の団体料金
    ※小・中学生及び土曜日の高校生の観覧は無料
    ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれかの提示者とその付き添いの方1名は無料
    休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は、その直後の平日) 、平成28年12月28日(水)~平成29年1月4日(水)
    公式サイト http://kyouiku.oita-ed.jp/rekisihakubutukan-b/index.html
    会場
    大分県立歴史博物館
    住所
    〒872-0101 大分県宇佐市高森京塚
    0978-37-2100
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