生誕140年・開館5周年記念　萩原守衛展　彫刻家への道

「中村屋サロン」の中心メンバーであり、「日本近代彫刻の父」とも呼ばれる荻原は渡洋して研鑽をつみ、日本人で初めてロダンに学んで帰国しました。そして、急逝するまでのわずか2年あまりの間に、いくつもの名作を生み出しました。中でも絶作「女」は、日本近代彫刻として初めて、石膏原型が重要文化財に指定されています。 本展では、荻原守衛の生誕140年と中村屋サロン美術館の開館5周年を記念して、荻原彫刻を中心に絵画や資料、さらにロダンや荻原と特に親交を結んだ芸術家の作品を共に展示することによって、荻原芸術の真髄に迫ります。 前期:9月14日（土）～10月29日（火） 後期:11月1日（金）～12月8日（日）