巡回展

ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか
5月30日より国立新美術館で開催される「ルーヴル美術館展 肖像芸術-人は人をどう表現してきたか」は、ルーヴル美術館が所蔵する古代から19世紀までのヨーロッパ各地の肖像芸術の作品を集めた展覧会です。この展覧会は、肖像というテーマを目的や想いに着目しながら、時代の流れもわかりやすく、とても興味深いものでした。古くから肖像には、自分自身の死、大切な人の死により滅びていく肉体を、彫像や絵画の中に遺し、いつまでも記憶の中にとどめておきたいという切実な想いがありました。
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世界の美術館の代名詞であるルーブル美術館が豊富に所蔵する肖像芸術から名品を選りすぐり、肖像の魅力に迫る展覧会が、東京からの巡回で始まりました。私たちの生活のすぐそば、学校や会社にある肖像画や、公園の銅像、お札に描かれた偉人たちなど… 人が人を表現する肖像は、もっとも身近で長い歴史を持つ芸術です。古代には、来世の生を願い故人の姿が描かれました。あるものは写実的に、またあるものは永遠の生を受けるにふさわしく、理想化された姿に。やがて時代が移ると、絵画は記録、記憶のためのメディアとしての役割を持ちました。






