山口県立山口博物館からのコメント 皆様からの暖かいご支援により、3位入賞することができました。 ありがとうございました。
なっとくんは、山口県立山口博物館の開館100周年を記念し、今年公募したものです。生みの親は、当時山口県立防府商業高校3年の秋山桃香さんで、名付け親は主婦の宮本瞳さんです。 当初、作品を公表したものの名前が決定するまでのなっとくんは、さえない顔、とぼけた目、脱力しすぎ、だるーい感じと皆さんからいじられ、ネットの2ちゃんねるでもスレッドが立ち、ボコボコでした。 しかしその後、なっとくんと名付けられてからは、評価も次第に変わっていきます。 今回のたくさんのコメントにもありますように、最初は変だと思った、でもなーんかかわいい、けだるそうな目がサイコー、とぼけた顔に何となく癒される、どこがいいのっ!!ってとこが好き、何も考えてなさそうなとぼけた風貌が素敵などと、褒められているのやら何やらよく分かりませんが、だんだんファンが増えていきました。なっとくんは、今ブームのゆるキャラを超えて、ダルキャラという新たなジャンルのキャラクターになったと思っています。 今回のコンクールでプロの方の作品も多いであろうと思われる中、なっとくんの作者は素人の女子高校生ではありますが、エントリーした我々としましては、恥ずかしい成績は残せない、何とか入賞したいという強い気持ちで臨みました。今はなんかホッとしています。
山口県立山口博物館は、明治45年(1912年)に開館し、県立博物館としては全国最古と言われています。 この山口博物館の開館100周年という記念すべき年に誕生した当館のマスコットキャラクターなっとくんを、これからも末永く可愛がっていただきたいと思います。 なっとくんをじぃーと見つめていると、だんだん親しみがわいてきますよ、ね、ほーら、わいてきたでしょう。
山口県立山口博物館 館長 坂田光徳
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