横浜市西区の野毛山動物園は15種100匹のカメを飼育しているが、このうち約半数は、希少種を違法な売買から保護したもの。
今年5月に都内のペットショップ経営者を逮捕した事件でも、ヘサキリクガメなど3種を保護。いずれもワシントン条約で商取引が禁止されている。
ヘサキリクガメの国内の飼育例は、今回の2匹を含めて同園の5匹だけで、国内で繁殖に成功した例はない。
マダガスカルホシガメの繁殖にも成功している爬虫類担当飼育係の桐生大輔さんは「動物園にできる役割の一つに、希少種の保護がある。何年後になるかは分からないが、今度はヘサキリクガメでも繁殖を成功させたい」と、
意気込みを語っている。
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