2011年6月29日(水)、ナチス・ドイツが設置した強制収容所で、現在は記念施設として一般公開されているザクセンハウゼン記念施設・博物館が、一部の来館者から入館料を徴収し始めたことで批判の声が上がっている。
6月から団体ツアー客1人当たり1ユーロ(約116円)を入館料として徴収することにしたもの。今までは無料だったこともあり、迫害の歴史を伝える記念施設の役割に反するとの批判が出ている。
ザクセンハウゼン強制収容所は、ナチス・ドイツが最初に設置した収容所の1つで、20万人以上が収容されていた。
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ロイター