青森市にある国特別史跡「三内丸山遺跡」で出土した縄文時代中期の土器片から、人が踊る姿を描いたとみられる絵が見つかった。
土器片は縦約8センチ、横約6センチで、羽根飾りを頭につけ、道具を手に踊るような姿が描かれている。人を描いた縄文土器はまれで、動きのある表現も珍しい。専門家は、シャーマン(呪術師)を描いた国内最古級の出土品の可能性があると指摘している。
土器片は93年に発掘されていたが、職員が先月、人物が描かれているのを見つけた。
土器片は2011年7月9日(土)~11月20日(日)、遺跡に隣接する展示施設「縄文時遊館」で公開される。
発信:
毎日jp>
三内丸山遺跡 展示室 施設詳細ページへ