震災による地震や津波で、深刻な被害に遭った東北地方の文化財を救う活動が本格化している。
被災文化財は、絵画や彫刻、仏像、土器、生体標本から民具まで多岐にわたり、被害規模も甚大。
被災地で泥を落とすなど応急処置を施し、運ばれた先でエタノール消毒と燻蒸を行った後、修復を行っているが、作業内容や方法は種類によって異なり時間もかかる。
海水を被った文化財はカビる恐れがあり、一刻も早い処置が必要だが、対応が可能な美術館などへの搬入は、他の文化財にカビが伝染する恐れがあり許可されないという。
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msn産経ニュース