太平洋戦争中に皇室の避難用に特設されたと言われている防空壕が、成田市の三里塚記念公園で一般公開されている。
防空壕がある三里塚地区は、明治時代から旧宮内省が所管する皇室用の御料牧場が広がっていた。
宮内省内で「御文庫(おぶんこ)」と呼ばれた防空壕の存在を示す政府の公文書は見つかっていないが、大手建設会社「間組」の社史によると、防空壕は1941年に宮内省が発注し太平洋戦争開戦日に完成したという。
防空壕は成田空港建設用地外のため、残された牧場跡地に開園した公園内で封鎖されたままとなっていたが、今年4月から一般公開された。月曜休館。無料。
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