2011年9月25日(日)、中川正春文部科学相は、自然災害で被害を受けた文化財の修復費用について、「国が100%補助できる仕組みを作りたい」と述べた。
現状では国の補助制度の上限は85%。
中川文科相は「道路などの復旧は、激甚災害に指定されると国が実質的に100%負担する仕組みになっているが、文化財にはそういった制度がない。改めて国がしっかりみていけるような努力をしたい」とした。
台風12号の豪雨で、建物が被災した和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社を視察後、報道陣に明らかにしたもの。
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毎日jp