江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿が栃木市で描いたとされる肉筆画三部作でまちづくりを進める栃木市は、本格的なPRに向け複製画制作の準備を進めている。
2011年11月7日~9日に「品川の月」(通称「月」)を所蔵する米フリーア美術館を訪れ、原画を撮影。来秋までに完成させ、同年の秋まつりでの一般公開を目指す。
米ワズワース・アセーニアム美術館所蔵の「吉原の花」(通称「花」)の複製画の準備を進めているが、「花」は修復が必要で時間がかかる見込み。
「深川の雪」は行方が分かっていないため、一般公開で歌麿をPRすることで、発見の糸口にとも期待している。
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毎日jp