原爆小頭症患者に光を当て、2010年9月に75歳で死去した元中国放送記者、秋信利彦さんが収集した資料が、2011年11月23日(水)、広島市の原爆資料館に寄贈された。
原爆小頭症は妊娠初期の母親の胎内で原爆放射線を浴び、頭が小さく脳と身体に複合的な障害を抱えるもの。
秋信さんは隠れるように暮らしていた患者らを探し出し、1965年に出版した本でその存在を社会に突きつけた。
同資料館は「認知されていなかった原爆小頭症患者の方たちが世に訴え出た当時の資料もあり大変貴重。大切に保存、活用させていただきたい」としている。
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