2012年2月27日(月)、東京芸術大は、北朝鮮の世界遺産高句麗古墳群の一つ、江西大墓(こうせいたいぼ)の壁画を、独自のデジタル技術を使い世界で初めて原寸大で復元したと発表、公開した。
この壁画は、高松塚古墳の壁画の源流とされいおり、同大学の特許技術で複製を制作したもの。
1980年代に撮影されたポジフィルムをデジタル画像処理することで鮮明にし、さらに顔料で彩色した。また花こう岩の粉末を紙に塗布し、壁画の質感を再現した。
複製の石室は3月16日から、山梨県北杜市の平山郁夫シルクロード美術館で一般公開される。
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