1933年の昭和三陸地震や、1896年の明治三陸地震の津波被害を伝えるため、宮城県の三陸沿岸に建てられた「津波記念碑」73基のうち、少なくとも約4割の30基が東日本大震災で流失・転倒していたことがわかった。
同県気仙沼市教育長の白幡勝美さんが石巻市から気仙沼市にかけて73基を調査したところ、32基はそのままだったが、17基が流失、13基が横倒しのまま放置されていた。残る11基は流失した可能性もあるが、確認できなかった。
今回の津波が過去2回を上回る激しさだったことを改めて裏付けた。
発信:
毎日jp