和歌山県立近代美術館で、東日本大震災による津波で被災した美術作品の救援活動に取り組んだ浜田拓志副館長が活動報告を行った。
同館は文化庁の文化財レスキュー事業で職員5人を宮城県石巻市の石巻文化センターや岩手県宮古市の市民文化会館に派遣。浜田副館長は、主に岩手県陸前高田市の市立博物館での活動に携わった。
活動が実質的に始まるまでの約3カ月間で作品にカビが生えていたが、「水道などが使える大型施設は避難所になっており、受け入れ先の確保に苦労した」と振り返っている。
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