世界の歴史的建造物の保存活動を支援する米国の2財団が、震災で大きな被害を受けた千葉県香取市佐原地区に支援金計20万ドル(約1600万円)を贈ることを決め、2012年5月24日(木)、同市役所で贈呈式が行われた。
支援するのは、ワールド・モニュメント財団とアメリカン・エキスプレス財団。両財団は今年、世界各国の文化遺産6カ所に計100万ドルを助成する計画で、国内は香取市佐原地区のみ。
江戸時代後期から昭和初期にかけて建てられた商家など300棟以上がある同所は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているが、建物の3分の1以上が瓦や土壁が落ちるなどの大きな被害を受けていた。
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msn産経ニュース