2013年1月11日(金)、東京・台東区の東京国立博物館で、特別展「飛騨の円空-千光寺とその周辺の足跡-」の報道内覧会が行われた。
17世紀後半の江戸時代に北海道から近畿まで諸国を巡り、生涯で12万体の仏像を彫ったともいわれている僧、円空(えんくう)の仏像を紹介する特別展。
木のぬくもりをそのまま伝え、素朴な味わいの円空仏は、現在5,000体以上が確認されているが、本展では飛騨・千光寺所蔵の円空仏を中心に岐阜県高山市所在の100体を展示。
約300年ぶりに寺外で公開される、名作「両面宿儺坐像(りょうめんすくなざぞう)」をはじめ、千光寺のほぼすべての円空仏61体を一挙に公開。千光寺でも7年に一度しか公開されない、秘仏「歓喜天立像(かんぎてんりゅうぞう)」も特別公開される。
特別展「飛騨の円空-千光寺とその周辺の足跡-」は2013年1月12日(土)~4月7日(日)、東京国立博物館 本館特別5室にて。観覧料は一般当日900円、前売は800円。
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