2015年11月3日(火)、イスラエル考古学庁は、エルサレム旧市街そばの駐車場の下から古代ギリシャ時代の城塞「アクラ」を発掘したと発表した。
エルサレム旧市街近くにある遺跡「ダビデの町」の駐車場から、アクラの壁や塔の基礎などの一部を発掘したもの。
アクラは、セレウコス朝のアンティオクス4世エピファネス(紀元前215~164年)によって、エルサレムと古代ユダヤの寺院を治めるため建設されたが、紀元70年にローマ人によって破壊されていた。
アクラは正式な場所が分かっていなかったが、今回の発見で「エルサレム最大の考古学的ミステリーの一つ」を解決したとしている。発信:
AFPBB News