2015年12月8日(火)、フランスの光学研究者パスカル・コット氏の研究で、レオナルド・ダビンチの「モナリザ」が3度にわたって描き直され、以前は別の女性を描いた肖像画だった可能性のあることが明らかになった。
第1層に描かれていたのは、モナリザの女性よりやや大きい肖像画の下絵。その上の第2層にはモナリザによく似た女性の絵が描かれているが、モナリザにはない真珠かヘアピンの付いた髪飾りの痕跡が頭の右側にある。第3層の女性はベールをかぶらず、16世紀初頭のイタリア・フィレンツェにおける上流階級の女性とみられている。発信:
毎日新聞