2016年11月15日(火)、東京・港区のサントリー美術館で「世界に挑んだ7年 小田野直武と秋田蘭画」のプレス向け内覧会が開催された。
秋田蘭画は江戸時代半ばに秋田藩の武士たちが描いた、西洋と東洋と美が融合した斬新な絵画。
小田野直武(おだのなおたけ:1749-1780)は秋田蘭画の中心的な描き手で、その画風は第8代秋田藩主の佐竹曙山(さたけしょざん:1748-1785)や、角館城代の佐竹義躬(さたけよしみ:1749-1800)らへも波及した。
展覧会では小田野直武、佐竹曙山、佐竹義躬ら秋田蘭画の代表的な絵師を特集。あわせて、直武に学んだとされる司馬江漢(しばこうかん:1747-1818)が描いた江戸の洋風画も紹介する。重要文化財の小田野直武筆《不忍池図》(秋田県立近代美術館蔵)は、11月16日(水)~12月12日(月)に期間限定で展示される。
東京で秋田蘭画と銘打った展覧会は、2000年の「秋田蘭画~憧憬(あこがれ)の阿蘭陀~」展(板橋区立美術館)以来、18年ぶりとなる。
「世界に挑んだ7年 小田野直武と秋田蘭画」はサントリー美術館で、2016年11月16日(水)~2017年1月9日(月・祝)に開催。観覧料は一般 1,300円、大学生。高校生 1,000円、中学生以下は無料。前売りはそれぞれ200円引きで2016年11月15日(火)23:59まで発売。
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