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レポート
草乃しずかの世界展 一針に祈りをこめて40年
松屋銀座 | 東京都
繊細な手仕事、日本刺繍の世界
新年にふさわしく、毎年この時期は「日本の文化」に関する展覧会を開催している松屋銀座。2014年は、日本刺繍作家の草乃しずかさんの世界で幕開けです。
「花に心をうつして」
「ひと針に思いを託して」 文学浪漫刺繍
「ひと針に思いを託して」 桜日記
会場
「ひと針に思いを託して」 源氏物語 葵の上 六条御息所
「命の五部作」
東日本大震災で犠牲になった命への思いを込めた「命の花筏(はないかだ)~あなたを忘れない~」(部分)
ロンドンオリンピック銅メダリストの寺川綾さんと、草乃しずかさん
NHK「婦人百科」に出演以来、日本刺繍の普及活動に取り組んでいる草乃しずかさん。着物や帯はもちろん、屏風やタペストリーなどにも刺繍を施し、ふだんの暮らしの中で楽しむ刺繍を提唱しています。

今回は代表作のほか、東日本大震災の犠牲者を追悼する作品なども含めて約175点を展示します。


会場入口から

会場構成は以下です。

 「花に心をうつして」
 「ひと針に思いを託して」
 「命の五部作」
 「祈り」
 「草乃しずかの着物がたり」
 「未来へ」

女性らしいやわらかな表現で多くの人に支持されている草乃さん。27歳で日本刺繍に出会って以来、40年に及ぶ刺繍作家活動の全貌を展観します。


会場

「祈り」のコーナーの奥にあるのは、6連のタペストリー「命の花筏(はないかだ)~あなたを忘れない~」。本展で初公開となる作品です。

タペストリーは、東日本大震災で犠牲になった命への思いを込めたもの。草乃さんが提案・デザインして仙台教室のメンバー約60名がリレーで刺繍、約1年かけて作り上げました。


「命の花筏(はないかだ)~あなたを忘れない~」

取材時にはロンドンオリンピック銅メダリストの寺川綾さんも来場しました。

草乃さんが手掛けた刺繍の中から、寺川さんが選んだ着物は「西行桜」。現役時代は桜の4月に日本選手権があったため、勝負の季節であることと「何といっても金色が好きなので」と、この着物を選びました。


会場を訪れたロンドンオリンピック銅メダリストの寺川綾さん

チケットの半券呈示で、銀座1~8丁目の「和の名店」で特典が受けられる嬉しいキャンペーンも実施中。会期が短いので、着物が好きな方はお見逃しなく。
[ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2014年1月6日 ]


 
会場
会期
2013年12月30日(月)~2014年1月20日(月)
会期終了
開館時間
10:00~20:00
※入場は閉場の30分前まで
※最終日は17:00閉場
※展覧会によっては、開館時間が変更になる場合がございます。
休館日
1月1日(水・祝)は休業
住所
東京都中央区銀座3-6-1
電話 03-3567-1211(大代表)
03-3567-1211(大代表)
公式サイト http://www.matsuya.com/m_ginza/
料金
一般 1000(700)円/高大生 700(400)円/中学生 500円
※()内は前売り料金。チケットぴあ、セブンチケット、ローソンチケットで12月29日(日)まで販売
展覧会詳細 草乃しずかの世界展 一針に祈りをこめて40年 詳細情報
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