昭和のくらし博物館

家具史・生活史の研究者、小泉和子が館長となり、昭和26年に建った実家を修復し、1999年より公開しています。建築技師だった父孝の設計によるこの住宅は、昭和25年から始まった住宅金融公庫の最初の融資を受けて建てられた公庫住宅です。戦後の東京郊外の庶民住宅の様子をよく残しているということで、2002年に登録有形文化財の指定を受けました。昭和20～30年代のくらしぶりを伝えるため、四季に合わせて家財道具を展示するほか、現在のくらしを見つめ直す各種の企画展・講座・ワークショップなども行っています。