三菱一号館美術館「開館10周年記念 1894 Visions ルドン、ロートレック展」会場
三菱一号館美術館で、三菱一号館が竣工した「1894年」を軸に、ルドンとトゥールーズ=ロートレックの時代に焦点を当てた展覧会が始まる。
英国人建築家ジョサイア・コンドルが設計した三菱一号館は、丸の内の最初のオフィスビル。日本は近代化の道を歩き始めていた時代にあたる。
展覧会では、三菱一号館美術館と岐阜県美術館の所蔵作品を中心に、ルドンの貴重な木炭とパステル画、ゴーガンの多色刷りの木版画を中心とした作品群、山本芳翠をはじめとする明治洋画の旗手たちの作品など、国内外あわせて約140点を超える作品で構成。
西洋と東洋、油絵とリトグラフ、芸術と工芸という古いカテゴリーを超えて育まれた新しい感性の芸術家のヴィジョンを通して、躍動する時代の息吹を紹介する。
「開館10周年記念 1894 Visions ルドン、ロートレック展」は三菱一号館美術館で2020年10月24日(土)~2021年1月17日(日)に開催。入館料は当日券が一般 1,700円など。会期中に展示替えがある。
三菱一号館美術館「開館10周年記念 1894 Visions ルドン、ロートレック展」会場
三菱一号館美術館「開館10周年記念 1894 Visions ルドン、ロートレック展」会場