姫路市立美術館にて 日比野克彦氏
垣根を超えて、地域と地域、人と人がつながるアートプロジェクトを展開し、国際的に活躍するアーティスト、日比野克彦(1958-)を紹介する展覧会が、姫路ではじまる。
日比野克彦は岐阜県生まれ。東京藝術大学在学中の1982年に日本グラフィック展大賞を受賞して注目を集め、その後も毎日デザイン賞、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。
現在は東京藝術大学美術学部学部長など要職を勤めながら、地域性を生かしたアート活動を展開している。
展覧会は、現在進行形のプロジェクトとともに、これらの「種」となった1980年代、1990年代の作品を紹介し、「アーティスト、日比野克彦」の全貌に迫る企画。
現代の多様性を舞台とするアートプロジェクトは、芸術の表現領域がジャンル横断し始めた80年代の熱量と90年代の社会変動(経済的・自然災害・地球環境)を基盤としており、その体験を振り返る事で「明後日」につなげていく。
日比野克彦展「明後日のアート」は姫路市立美術館で2021年9月18日(土)~11月7日(日)に開催。入館料は一般 1,000円など。
姫路市立美術館 日比野克彦展「明後日のアート」会場
姫路市立美術館 日比野克彦展「明後日のアート」会場