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東福寺初の大規模展覧会が来年開催
(掲載日時:2022年11月2日)

特別展「東福寺」 記者発表会
京都を代表する禅寺・大本山東福寺の宝物を紹介する展覧会が来年東京と京都で開催されることになり、都内で記者会見が行われた。
東福寺は鎌倉時代、最高実力者・九条道家の発願により創建。奈良の東大寺と興福寺になぞらえ、その一字ずつとったことに由来する。
中国伝来の文物をはじめ、彫刻・絵画・書跡など禅宗文化を物語る多くの特色ある貴重な文化財が伝えられ、国宝や重要文化財に指定されるものは105件に及ぶ。
今回の展覧会では、東福寺の寺宝をまとめて紹介する初の機会となる。
会場は、5つの章から構成。最大の見どころは、東福寺を拠点に活躍した伝説の絵仏師・明兆の「五百羅漢図」。 水墨と極彩色が見事に調和した明兆の代表作が、現存の全47幅を修理後初公開する。
そのほか、縦3メートルを超える「白衣観音寺」や「達磨・蝦蟇鉄拐図」、特大サイズの仏像や書画類の優品も一堂に展観。
草創以来の東福寺の歴史をたどりつつ、大陸との交流を通して花開いた禅宗文化の 全容を幅広く紹介していく。
また、東京会場では、通天橋の一部も再現される。
特別展「東福寺」 は、東京国立博物館 平成館で2023年3月7日〜5月7日、京都国立博物館 平成知新館で2023年10月7日~12月3日に開催。

特別展「東福寺」 記者発表会 大本山東福寺 事務長 岡根方春

特別展「東福寺」 記者発表会 東京国立博物館 副館長 富田淳

特別展「東福寺」 記者発表会 京都国立博物館 副館長 栗原裕司

