サントリー美術館「没後190年 木米」会場
江戸時代後期の京都を代表する陶工・画家の木米(もくべい:1767~1833)の名品を一堂に集めた展覧会が、東京で始まる。
木米は、30代で中国の陶磁専門書『陶説』に出会い、これを翻刻しながら本格的に陶業に没頭。煎茶器から茶陶まで、さまざまなやきものをつくった。
また、50代後半からは絵画も精力的に描き、清らかで自由奔放な作品を数多く残している。
展覧会では、当時の文人たちが憧れた木米の陶磁、絵画、交友を紹介。
その稀有な生涯と木米芸術の全貌に迫る。
「没後190年 木米」はサントリー美術館で2023年2月8日(水)~3月26日(日)に開催。入館料は一般 1,500円など。
サントリー美術館「没後190年 木米」会場
サントリー美術館「没後190年 木米」会場
サントリー美術館「没後190年 木米」会場