寺田倉庫G1ビル「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」会場
世界の実在の風景から、人気映画監督のウェス・アンダーソンの映画に出てきそうな場所を集めて投稿する、話題のInstagram コミュニティ《Accidentally Wes Anderson(AWA)》の展覧会が、東京で開催されている。
AWAは2017年、アメリカのブルックリンで、ワリーとアマンダ・コーヴァル夫妻が旅行計画のバケットリスト(死ぬまでにしたい100のこと)を構想したことからスタート。
ウェス・アンダーソンは『グランド・ブダペスト・ホテル』など個性的な作品で世界中にファンを持つ映画監督で、夫妻は「ウェス・アンダーソンの映画に登場しそうな場所」を写真に撮り、同名のインスタグラムにアップロードした。
その後、世界中のフォロワーから提供されたイメージにで活発な交流が生まれ、現在ではフォロワー数175万人超のコミュニティに成長。書籍化もされ、アメリカではベストセラーになっている。
AWAの展覧会は2021年から22年にかけて韓国・ソウルで開催され、トレンドに敏感な20代を中心に、25万人以上を動員した。
本展は、AWAの世界を紹介する日本で初めての展覧会。映画の1シーンを切り取ったような世界観を持つ300点余りの写真を、旅に関する10のキーワードで、各々の興味深いストーリーと共に紹介する。
「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」は、寺田倉庫G1ビルで2023年5月26日(金)まで開催。入場料は一般 2,000円など。
寺田倉庫G1ビル「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」会場
寺田倉庫G1ビル「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」会場