(左から)加藤朝胤(薬師寺 管主)、花山院弘匡(春日大社 宮司)、橋村公英(東大寺 別当)、仲川げん(奈良市 市長)、乾昌弘(奈良市観光協会 会長)、夛川良俊(興福寺 副貫首)、辻村泰善(元興寺 住職)、松浦俊昭(唐招提寺 副執事長)
「古都奈良の文化財」が世界遺産に登録されて25周年を迎えることを記念した事業が開催されることになり、都内で記者発表が行われた。
「古都奈良の文化財」を構成する六社寺(東大寺、興福寺 、春日大社 、元興寺 、薬師寺、唐招提寺)は、2013年12月2日に世界遺産に指定された。
25周年の記念事業は「Old History,New Discovery.」をスローガンに掲げ、今秋から来年2024年の春にかけて開催される。
2023年8月22日(火)から、六社寺すべて巡ることのできる「六社寺共通拝観券」が、奈良市内の観光案内所や、東京・新橋の「奈良まほろば館」で発売(5,000円。限定 20,000枚)。
「六社寺共通拝観券」の提示で、各寺社の歴史などをモチーフにした、期間限定デザインの御朱印を拝受することもできる(別途御朱印料)。
11月には夜間特別拝観も実施。そのほか、奈良のふゆ酒も世界遺産登録25周年ラベルで発売されるなど、六社寺のほかにも奈良の街並みや食、自然を満喫することができる。
各社寺の御朱印イメージ (上段左から)東大寺、興福寺、春日大社、(下段左から)元興寺、薬師寺、唐招提寺