府中市美術館「白井美穂 森の空き地」会場
美術家の白井美穂(しらいみお:1962-)の美術館では初めてとなる展覧会が、東京・府中市美術館で始まる。
白井は東京藝術大学美術学部で学んだ後、1980年代末から大規模なインスタレーションを旺盛に発表。
アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)の助成を得て、1993年から2006年まではニューヨークを拠点に活動。帰国後は住み慣れた東京西部に戻り、映像や絵画、立体作品等を制作している。
展覧会では、2000年代に入って華麗に展開する絵画を中心に、映像やオブジェを交えて構成。1990年代前半に発表した立体作品も約30年ぶりに展示し、作家の創作の全貌に迫る。
「白井美穂 森の空き地」は府中市美術館で2023年12月16日(土)~2024年2月25日(日)に開催。観覧料は一般 700円など。
府中市美術館「白井美穂 森の空き地」会場
府中市美術館「白井美穂 森の空き地」会場
府中市美術館「白井美穂 森の空き地」会場より 白井美穂さん