東京ステーションギャラリー「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」会場
戦前期に京阪神を中心に活動したアマチュア写真家、安井仲治(やすいなかじ:1903-1942)の20年ぶりとなる回顧展が東京で始まる。
安井は18歳で関西の名門・浪華写真俱楽部に入会。欧米の先進的な写真表現や理論をいちはやく受容して理解し、新しい表現の作品を次々に発表。
写真家としてまたたく間に頭角を現わし、日本全国にその名が知られる存在になった。
大正・昭和戦前期の日本の写真は、アマチュア写真家たちが積極的に活動しており、安井仲治はその代表的な存在といえる。
展覧会は200点以上の出展作品を通じて、安井仲治の全貌を展観するもの。
戦災を免れたヴィンテージプリント約140点、ネガやコンタクトプリントの調査に基づいて制作されたモダンプリント約60点のほか、さまざまな資料を展示。
安井が38歳で病没するまで、約20年という短いながら極めて密度が濃い写歴を振り返る。
「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」は、東京ステーションギャラリーで2024年2月23日(金・祝)~4月14日(日)に開催。観覧料は当日券が一般 平日 1,300円など。
東京ステーションギャラリー「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」会場
東京ステーションギャラリー「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」会場
東京ステーションギャラリー「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」会場
東京ステーションギャラリー「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」会場