明治期の織物工場で、県指定文化財の土蔵造りの歴史的建物を抱える栃木県足利市の助戸公民館が、施設の有効活用策として、芸術・文化イベントを企画する市民グループなどに無償貸与している。

同公民館には明治時代に建築された旧木村輸出織物工場や事務所棟、ホール棟、市長や衆院議員を務めた木村浅七氏の住宅棟が当時の面影を残して建っている。
すでにホール棟を演劇やバンドの練習場として貸し出しているが、さらに有効活用して、市民の芸術や文化活動を推進するため無償貸与を決めたという。
　発信：毎日jp