
「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ― ハイジュエリーが語るアール・デコ」記者発表会
ヴァン クリーフ&アーペルの作品世界を紹介する展覧会が東京都庭園美術館で開催されることとなり、記者発表会が開催された。
ハイジュエリー メゾンであるヴァン クリーフ&アーペルは、1895年にアルフレッド・ヴァン クリーフとエステル・アーペルによって創立。1906年にパリで最初のブティックを構えて以来、卓越したデザインと革新的な技巧で高く評価されてきた。
展覧会は、1925年にパリで開催された「現代装飾美術・産業美術国際博覧会(通称アール・デコ博覧会)」から100周年を記念するもの。アール・デコ様式を設計や室内装飾に取り入れた旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)を舞台に、4つの章で構成される。
会場では、ヴァン クリーフ&アーペルが同博覧会で宝飾部門のグランプリを受賞した《絡み合う花々、赤と白のローズ ブレスレット》(1924年)をはじめ、「パトリモニー コレクション」や個人所蔵から選りすぐったジュエリー、時計、工芸品など、約250点が展示される。
展示デザインは、西澤徹夫建築設計事務所が手がける。
「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ― ハイジュエリーが語るアール・デコ」は東京都庭園美術館で、2025年9月27日(土)〜2026年1月18日(日)開催。観覧料は一般 1,400円など。


東京都庭園美術館 本館 正面外観 画像提供:東京都庭園美術館

東京都庭園美術館 本館 大客室 画像提供:東京都庭園美術館