
横浜美術館「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」展示風景
京都市南区に、延べ面積約1万平方メートルの常設ミュージアム「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」が開設されることになり、報道陣に公開された。国内のチームラボ施設としては最大規模となる。
同施設は、京都市が進める京都駅東南部エリア開発プロジェクトの一環として整備された。開館時には、日本未公開の作品を含む計7点を展示する。
展示作品のひとつ《Massless Amorphous Sculpture》は、アブダビの「チームラボ フェノミナ」などで公開されたもので、日本では初公開となる。巨大な泡状の彫刻が空間内を漂い、曖昧な輪郭を保ちながら、ちぎれて小さくなったり、くっついて大きくなったりする。人が中に入っても存在が保たれ、壊れても自己修復する仕組みで、「環境が現象を生み、その現象が存在を創る」というコンセプトに基づいて制作された。
また、《呼応するランプの森: One Stroke - a Year in the Mountains》は、2018年から2022年まで東京・お台場の「チームラボ ボーダレス」で展示されていた作品。すべてのランプを一度ずつ通る一筆書きの光の軌跡が、数学的に構成されている。
「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」は、2025年10月7日に開館する。入場料は大人(18歳以上)3,800円から。

横浜美術館「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」展示風景

横浜美術館「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」展示風景

横浜美術館「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」展示風景

横浜美術館「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」展示風景