
永青文庫「永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰って来る!―」会場
東京・文京区の永青文庫で、特別展「永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰って来る!―」が開催される。
永青文庫の設立者である細川護立(1883~1970)は、同時代の日本画家たちの作品を積極的に蒐集。
展覧会では、護立コレクションの中核をなす菱田春草(1874~1911)の重要文化財「黒き猫」や「落葉」をはじめとする近代日本画の優品を紹介する。
特に「黒き猫」は、クラウドファンディングや国・東京都・文京区からの補助を受けて初めて本格的な修理が行われ、本展が修復後の初お披露目。修理の過程もあわせて展示される。
出品作品は菱田春草のほか、横山大観、下村観山、竹内栖鳳、鏑木清方、小林古径、安田靫彦など、近代日本を代表する画家たちが名を連ねる。
細川護立との交流を示す資料や作品もあわせて展示される。
「永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰って来る!―」は、永青文庫で2025年10月4日(土)~11月30日(日)に開催。観覧料は一般 1,200円など。

永青文庫「永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰って来る!―」会場

永青文庫「永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰って来る!―」会場

永青文庫「永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰って来る!―」会場