政府は関西電力管内にピーク時の使用量を昨夏に比べ10%以上削減するよう要請したことについて、奈良県からはさまざまな声が出ている。
世界最大級の真空凍結乾燥機を使い、被災文化財の乾燥作業にあたっている奈良文化財研究所の職員は「作業は24時間態勢。通常より電力消費量は増えているかもしれないが、被災文化財を救わなければならない。一方で節電もとなると…」と対応の困難さを指摘。
奈良国立博物館の西山厚学芸部長も「可能な限り節電対策はしているが、文化財にダメージを与えるのは絶対に許されない」と語る。
発信:
msn産経ニュース>
奈良国立博物館 施設詳細ページへ