2026年1月24日(土)、法政大学市ケ谷キャンパスにて、シンポジウム「博物館の持続可能なコレクション管理 ―選択と責任の新たな枠組み―」が開催される。
日本の博物館は、膨大な資料を収集・保存してきたが、収蔵庫の不足や管理コストの増大など、多くの課題に直面している。
シンポジウムでは、博物館が「何を、なぜ残すのか」という原点に立ち返り、持続可能なコレクション管理のあり方について議論を深めていく。
第1部「理論的基盤」では、日本博物館協会の半田昌之氏が「博物館の社会的責任とコレクション管理の倫理」について語るほか、東京文化財研究所の今石みぎわ氏が「有形の民俗資料(民具)の保存・継承」について報告。
第2部「実践報告」では、実際の博物館現場における取り組みを通じて、具体的な解決策や新たな枠組みの可能性を探る。
第3部では、登壇者全員によるパネルディスカッションが行われる。
シンポジウムの登壇者は以下(五十音順)
・石川貴敏(法政大学兼任講師)
・今石みぎわ(独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所主任研究員)
・大野究(氷見市立博物館主任学芸員)
・金山喜昭(法政大学名誉教授)
・高橋史弥(奈良県立民俗博物館主任学芸員)
・田中裕二(静岡文化芸術大学文化政策学部准教授)
・半田昌之(公益財団法人日本博物館協会専務理事)
・丸尾依子(山梨県立博物館学芸員)
・森屋雅幸(法政大学キャリアデザイン学部准教授)
■名称:法政大学資格課程主催シンポジウム「博物館の持続可能なコレクション管理 ―選択と責任の新たな枠組み―」
■主催: 法政大学資格課程
■後援: 公益財団法人日本博物館協会、全日本博物館学会、日本ミュージアム・マネージメント学会、日本展示学会、全国大学博物館学講座協議会
■開催日時: 2026年1月24日(土)13:30~17:30(13時開場)
■場所: 法政大学市ケ谷キャンパス 外濠校舎2階S205教室
https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/access/
■定員:200名(事前申込制先着順)※会場参加のみ(配信は行わない)
■参加費:無料
■申込締め切り:2026年1月22日(木)18:00
■申込:参加申込フォーム:https://forms.gle/wvKWRmFy1p4PE9BG8