
特別展「百万石!加賀前田家」展覧会の広報アンバサダー 俳優の大東駿介さん
江戸時代を通じて最大級の石高を誇った加賀前田家の歴史と文化を、伝来の名宝を通して紹介する大規模な展覧会が、東京国立博物館で開催される。
展覧会は甲冑や刀剣、書画、工芸、茶道具、能装束など、前田家が収集・継承してきた多彩な文化財を体系的に展示し、大名文化の成熟と広がりを示す構成。
国宝「太刀 銘 光世作(名物 大典太)」をはじめとする名品も出品され、前田家の権威と美意識を象徴する内容となる。
前田家第19代当主の前田利宜さんは「これまでは文化財を未来へ残す『保存』を第一としてきましたが、今回はその至宝をかつてないほど幅広く公開します。100年前の先代が抱いた『広く一般に見ていただきたい』という夢が、ようやく一部実現します。この機会に、前田家の歴史をぜひ身近に感じていただければ」とコメントした。
音声ガイドナビゲーターは、声優の浪川大輔と入江玲於奈が担当。人気ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」とのコラボレーション企画も実施される。
展覧会の広報アンバサダーには、大河ドラマ「豊臣兄弟!」で前田利家役を演じる俳優の大東駿介さんと、妻のまつ役を演じる俳優の菅井友香さんが担当。
記者発表に登壇した大東さんは「ドラマの役作りのベースとしたのは、利家公が自ら家計を管理したという『そろばん』でした。武力だけでなく、家族や文化を守り抜こうとした利家の多面性が象徴されており、僕自身も本物を会場で見るのが本当に楽しみ。東京では60年ぶりとなる貴重な展示を通じて、ぜひ加賀前田家の文化の真髄に触れてみてほしい」と、展覧会の魅力を語った。
特別展「百万石!加賀前田家」は、東京国立博物館 平成館で2026年4月14日(火)から6月7日(日)まで開催される。観覧料は一般 当日2,300円、前売2,100円など。


前田家第19代当主の前田利宜さん