
根津美術館「英姿颯爽 ― 根津美術館の武器・武具 ―」会場
根津美術館が所蔵する武器・武具コレクションから選りすぐりを紹介する展覧会が、同館ではじまる。
根津美術館の武器・武具コレクションは、実業家・光村利藻が蒐集した約3,000点に及ぶコレクションを明治42年(1909)に一括購入したことに由来する。
根津美術館の創設者である初代根津嘉一郎は刀剣への関心が薄かったものの、優れた作品の海外流出を防ぐ目的で購入を決断。この判断により体系的なコレクションが保たれ、現在も往時の内容をよく伝えている。
展覧会では刀装具、刀剣、甲冑、馬具など約100件を展示。鎌倉時代の刀工・来国俊の太刀や、幕末明治の金工・加納夏雄の鐔など、各時代を代表する名品も紹介される。さらに蒔絵の鞍や室町時代の腹巻など、武士の装いを構成した多様な武具が含まれる。
刀装具は武士のみならず富裕層にも広がった注文文化や、自由で洒脱な町彫りのモチーフなどを特徴としており、武具が装身具としての美意識を備えていたことも示していく。
「英姿颯爽 ― 根津美術館の武器・武具 ―」は根津美術館で2026年2月14日(土)~3月29日(日)に開催。観覧料は一般1,300円など。

根津美術館「英姿颯爽 ― 根津美術館の武器・武具 ―」会場

根津美術館「英姿颯爽 ― 根津美術館の武器・武具 ―」会場

根津美術館「英姿颯爽 ― 根津美術館の武器・武具 ―」会場

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