
WHAT MUSEUM「波板と珊瑚礁 - 建築を遠くに投げる八の実践」会場より GROUP「都市と眠り」 映像:稲田禎洋
建築家の思考を「模型」という手法を通して体験的に提示する展覧会が、東京・天王洲のWHAT MUSEUMで開催される。
展覧会は、国内外で活動する8組の建築家による新作の「模型」を通して、建築の発想や思考のプロセスを可視化する試み。建築模型を単なる完成予想の手段としてではなく、空間や構造、社会との関係を立体的に表現する媒体として位置づけ、その可能性に着目する。
出品作家は、ALTEMY、Office Yuasa、ガラージュ、GROUP、DOMINO ARCHITECTS、畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオ、平野利樹、RUI Architectsの8組。それぞれが本展のために新作模型を制作し、現代社会における建築のあり方を多角的に提示する。
会場では、全長約12メートルの大型模型や、内部に入り込むことのできるインスタレーション、手に取ることが可能な作品など、一般的な建築模型のイメージとは大きく離れた、多様な形式の展示が展開される。来場者は空間の中を移動しながら、視覚と身体の双方を通して建築の思考に触れることができる。
タイトルに含まれる「波板」と「珊瑚礁」は、人工素材と自然形成物という対照的な存在を示し、異なる時間やスケールが交差する状態を示唆するものである。
「波板と珊瑚礁 - 建築を遠くに投げる八の実践」は、WHAT MUSEUMで2026年4月21日(火)~9月13日(日)に開催。観覧料は一般1,500円など。

WHAT MUSEUM「波板と珊瑚礁 - 建築を遠くに投げる八の実践」会場より 出展作家

WHAT MUSEUM「波板と珊瑚礁 - 建築を遠くに投げる八の実践」会場より ガラージュ「ほどかれた結界」

WHAT MUSEUM「波板と珊瑚礁 - 建築を遠くに投げる八の実践」会場より ALTEMY + risa kagami「往還する身体」

WHAT MUSEUM「波板と珊瑚礁 - 建築を遠くに投げる八の実践」会場より 畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオ「What is 〇△□ ?」