
アンドリュー・ワイエス《クリスティーナ・オルソン》1947年 マイロン・クニン・コレクション、ミネアポリス
20世紀アメリカ具象絵画を代表する画家アンドリュー・ワイエス(1917-2009)の画業を紹介する展覧会が、東京で開催される。
ワイエスは、抽象表現主義やポップアートといった同時代の前衛的潮流から距離を置き、身近な人々や風景を描き続けた画家。その作品は、現実の情景を写し取るだけでなく、内面の精神性を強く反映した表現として知られる。
本展では、ワイエスの作品に繰り返し登場する窓や扉といったモティーフに着目し、「境界」という視点からその芸術を読み解く。これらの表現は、外界と内面、生と死などをつなぐ象徴として機能している。
展示では、代表作を含む作品群を通して、ワイエスの精神世界と創作の特質を紹介。あわせて、日本初公開となる作品も複数含まれ、その魅力にあらためて触れる機会となる。
開幕に先立って行われた内覧会には、展覧会ナビゲーターで、音声ガイドも務める俳優の吉瀬美智子さんが登壇。「ワイエスの作品の奥深さを、ぜひ音声ガイドとともに楽しんでいただければ」と、展覧会をPRした。
「東京都美術館開館100周年記念 アンドリュー・ワイエス展」は、東京都美術館で2026年4月28日(火)~7月5日(日)に開催。観覧料は一般2,300円など。
本展は東京都美術館を皮切りに、愛知、大阪に巡回する。

東京都美術館「アンドリュー・ワイエス展」会場 展覧会ナビゲーターの吉瀬美智子さん

東京都美術館「アンドリュー・ワイエス展」会場

東京都美術館「アンドリュー・ワイエス展」会場

東京都美術館「アンドリュー・ワイエス展」会場

東京都美術館「アンドリュー・ワイエス展」会場

東京都美術館「アンドリュー・ワイエス展」会場