
三菱一号館美術館「“カフェ”に集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで」会場
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、芸術家たちの創造の場となった“カフェ”文化に着目した展覧会が、東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催される
19世紀後半のパリでは、マネや後に印象派と呼ばれることになる芸術家たちがカフェに集い、議論を交わした。当時のカフェやキャバレー、ダンスホールは飲食や娯楽の場にとどまらず、新たな芸術が生まれる舞台となった。
本展は、こうした“カフェ”を軸に、近代美術の形成過程をたどる試み。
展示では、マネ、ゴッホ、ロートレック、ピカソらによる作品に加え、スペイン・カタルーニャを代表する画家ラモン・カザスの《マドレーヌ》などを紹介。約130点の作品を通じて、“カフェ”が芸術家たちの交流や創作に果たした役割を読み解く。
さらに本展では、パリの芸術文化がバルセロナへ伝わり、〈クアトラ・ガッツ(四匹の猫)〉を中心に展開した動きにも注目。若きピカソが“カフェ”文化から受けた影響と、その後の「青の時代」へ至る過程を、日本で初めて紹介する。
見どころのひとつとなるラモン・カザス《マドレーヌ》は、スペイン・ムンサラット美術館が所蔵する代表作で、35年ぶりの来日となる。
会場では館内の一部で香りを用いた演出も実施され、“カフェ”の雰囲気を体感できる展示空間が用意される。
「“カフェ”に集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで」は、三菱一号館美術館で2026年6月13日(土)~9月23日(水・祝)に開催。観覧料は一般2,300円など。

三菱一号館美術館「“カフェ”に集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで」会場

三菱一号館美術館「“カフェ”に集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで」会場

三菱一号館美術館「“カフェ”に集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで」会場