
泉屋博古館東京「特別展 没後100年記念 住友春翠 ―仕合せの住友近代美術コレクション」
住友家第15代当主で、近代の住友グループの礎を築いた住友春翠(1864~1926)の没後100年を記念する展覧会が、東京・六本木の泉屋博古館東京で開催される。
住友コレクションは、中国古代青銅器をはじめ、中国・日本書画、西洋絵画、近代陶磁器、茶道具など幅広い分野に及ぶ。その多くを明治中頃から大正時代にかけて収集したのが、住友吉左衞門友純、号・春翠である。
本展では、春翠が関心を寄せた近代美術に焦点を当て、作品とのめぐり合わせを「仕合せ」と捉えて紹介。春翠の経歴と作品購入の歴史を時系列でたどりながら、その美意識とコレクション形成の背景を探る。
会場には、欧米視察中に購入したクロード・モネ《モンソー公園》をはじめ、藤島武二《幸ある朝》、上島鳳山《十二ヵ月美人》、重要文化財に指定されている板谷波山《葆光彩磁珍果文花瓶》など、日本画、洋画、工芸の作品を展示。かつて住友が所蔵し、その後、関連会社や個人に寄贈された作品もあわせて紹介し、春翠による収集の姿を復原的に検証する。
また、春翠は美術品を収集するだけでなく、鹿子木孟郎のパリ留学を資金面で援助するなど、同時代の作家や美術団体を積極的に支援した。茶の湯や席画などを通じた作家たちとの交流にも着目し、作品とエピソードの双方から春翠と美術家との関係を紹介する。
「特別展 没後100年記念 住友春翠―仕合せの住友近代美術コレクション」は、泉屋博古館東京で2026年8月29日(土)~10月12日(月・祝)に開催。一般1,500円など。会期中展示替えあり。

泉屋博古館東京「特別展 没後100年記念 住友春翠 ―仕合せの住友近代美術コレクション」

泉屋博古館東京「特別展 没後100年記念 住友春翠 ―仕合せの住友近代美術コレクション」

泉屋博古館東京「特別展 没後100年記念 住友春翠 ―仕合せの住友近代美術コレクション」

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