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近代美術の収集軌跡を辿る ─ 泉屋博古館で「住友春翠」特別展、10月31日から
(掲載日時:2026年10月15日)

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泉屋博古館「没後100年記念 住友春翠」
泉屋博古館「没後100年記念 住友春翠」

泉屋博古館のコレクションの礎を築いた住友家第15代当主・住友吉左衞門友純(号:春翠)の没後100年を記念し、特別展「没後100年記念 住友春翠 ―仕合せの住友近代美術コレクション」が開催される。

春翠の好みはしばしば「典雅清淡」と称され、格調高く清らかな趣をたたえた作品群が伝えられている。

展覧会では、日本画や洋画、工芸にいたるまで、同時代を生きた作り手たちとの交流を通じて春翠のもとに集まった近代美術を一堂に公開。また、過去の寄贈等により手放された旧蔵作品も出品され、当時の収集活動を復原的に検証する試みも行われる。

会場の大きな見どころは、春翠の足跡と作品購入の歴史を時系列順に辿るクロニクル(年代記)形式の展示構成。各年の出来事を記した年表と作品群を紐づけることで、春翠と作品とのめぐり合わせ(=仕合せ)や、コレクション形成の変遷を立体的に体感できる趣向となっている。

作家たちとのエピソードを交えつつ、春翠の深い美意識と収集の背景に多角的に迫っていく。

「特別展 没後100年記念 住友春翠 ―仕合せの住友近代美術コレクション」は、泉屋博古館で2026年10月31日(土)~12月20日(日)に開催。観覧料は一般 1,200円など。

尾竹竹坡《九冠鳥》(左隻)明治45年(1912) 泉屋博古館東京
尾竹竹坡《九冠鳥》(左隻)明治45年(1912) 泉屋博古館東京

クロード・モネ《モンソー公園》1876年 泉屋博古館東京【後期展示】
クロード・モネ《モンソー公園》1876年 泉屋博古館東京【後期展示】

板谷波山《葆光彩磁珍果文花瓶(ほこうさいじちんかもんかびん)》重要文化財 大正6年(1917) 泉屋博古館東京
板谷波山《葆光彩磁珍果文花瓶(ほこうさいじちんかもんかびん)》重要文化財 大正6年(1917) 泉屋博古館東京

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