
国立新美術館「少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展」会場
1970年代に少女漫画の表現を大きく切り拓いた萩尾望都、山岸凉子、大和和紀の3人を紹介する展覧会が、東京・六本木の国立新美術館で始まる。
3人はいずれも1960年代後半にデビューし、約60年にわたり第一線で活躍してきた。萩尾望都は幻想的な物語や繊細な心理描写、山岸凉子は人間の精神性や身体表現、大和和紀は歴史や文化を背景にした華やかな作品世界など、それぞれ独自の領域を切り拓いてきた。
本展では、デビュー初期から現在までの創作を、漫画本編の原稿やカラーイラスト、貴重な資料などで紹介。モノクロ・カラー原画あわせて800点以上が展示され、少女漫画が培ってきた物語表現や画面構成、色彩、人物描写など、その幅広い可能性をたどる。
萩尾望都の「ポーの一族」、山岸凉子の「日出処の天子」「妖精王」「テレプシコーラ/舞姫」、大和和紀の「はいからさんが通る」「あさきゆめみし」など、それぞれの代表作も登場。カラー作品は前期と後期で展示替えが行われる。
展覧会タイトルの「インフィニティ」には、内面の揺らぎや他者との関係、女性の自立、多様な性のあり方、歴史や文化、異世界への想像力、さらに重層的なレイアウトなど、少女漫画が切り拓いてきた表現の広がりが込められている。国立の美術館で開催される初の大規模な少女漫画展となる。
「少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展」は、国立新美術館で2026年10月28日(水)~2027年2月8日(月)に開催。観覧料は一般2,200円など。

国立新美術館「少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展」会場

国立新美術館「少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展」会場

国立新美術館「少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展」会場

国立新美術館「少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展」会場

国立新美術館「少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展」会場