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科博初、「性」をテーマにした特別展 ─ 多様な生きものの繁殖戦略に迫る
(掲載日時:2026年10月30日)

国立科学博物館「生きものたちの性」会場
国立科学博物館「生きものたちの性」会場

生きものがもつ多様な「性」のすがたと仕組みを、形態や行動、性決定、子育てなどさまざまな切り口から科学的に紹介する特別展が、東京・上野の国立科学博物館で始まる。

性はヒトだけに見られるものではなく、生物全般に広く存在する。オスとメスの姿が大きく異なるものや、成長の途中で性が変わるもの、温度や周囲の環境によって性が決まるものなど、そのあり方は生きものによって大きく異なる。

展覧会は、国立科学博物館として初めて「性」をテーマに据えた特別展。

展示は「性のすがた」「性の形と行動」「性の決定・分化」「性と子育て」「性の多様性」の5章で構成。オスとメスの違いから、求愛や交尾、生殖器の多様性、性転換、環境による性決定、さまざまな子育て戦略、無性生殖まで、生きものが命をつなぐために進化させてきた多様な方法を紹介する。

第2章では、求愛行動にも注目。体長4~6mmほどの小さなオスのクモが、鮮やかな色彩とダンスでメスにアピールする様子を巨大スクリーンで紹介し、求愛の際に生じる微細な振動も体感できる。現代美術家マリア・フェルナンダ・カルドーゾによる作品も展示され、科学と芸術の両面から生きものの性に迫る。

さらに、性が染色体だけで決まるとは限らないことや、途中で性転換する生きもの、体内に異なる性の細胞を持つ個体なども紹介。子育てについても、ペアで協力するもの、一方の親だけが担うもの、ほかの生きものに託すものなど、多様な繁殖戦略を取り上げる。

開幕に先立つオープニングイベントには、展覧会のアンバサダーを務めるお笑いコンビ・ラランドのサーヤさんとニシダさんが登壇。展示を見た感想や、生きものの「性」をテーマにした本展について語った。

ニシダさんは「『性』という一文字だけで見ると、ちょっと近寄りづらいイメージを持たれるかもしれませんが、展示を見るとこんなに興味深いんだと分かります。生きものが子孫をつないでいくための、本当に神秘的な『性』をぜひ見てほしいです」とコメント。

サーヤさんは「ギナンドロモルフという、体の部位によってオスとメスが混在している生きものがいることを、この年になるまで知らなかったのが不思議なくらいです。こんなに面白い仕組みがあるんだと知れて、とても面白かったです」と語った。

「生きものたちの性」は、国立科学博物館で2026年10月31日(土)~2027年2月21日(日)に開催。観覧料は一般・大学生2,300円など。

国立科学博物館「生きものたちの性」会場
国立科学博物館「生きものたちの性」会場

国立科学博物館「生きものたちの性」会場
国立科学博物館「生きものたちの性」会場

国立科学博物館「生きものたちの性」会場
国立科学博物館「生きものたちの性」会場

国立科学博物館「生きものたちの性」会場
国立科学博物館「生きものたちの性」会場

国立科学博物館「生きものたちの性」会場
国立科学博物館「生きものたちの性」会場

国立科学博物館「生きものたちの性」アンバサダーを務めるラランドのサーヤさん(左)とニシダさん
「生きものたちの性」アンバサダーを務めるラランドのサーヤさん(左)とニシダさん

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生きものたちの性
66
国立科学博物館 | 東京都
2026年10月31日(Sa)〜2027年2月21日(Su)
開催中[あと113日]
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