観光客減少のため、2011年9月末に閉鎖される方針だった長野県茅野市蓼科高原のアートランドホテル蓼科と、併設のマリー・ローランサン美術館、蓼科高原芸術の森彫刻公園の継承先が決まったと、経営する日本駐車ビルが発表した。
継承先は、飲食業などを展開する東京のTBIグループ。ホテルと彫刻公園は存続するが、フランスの女性画家・ローランサンの作品を集めた美術館は閉館する。
マリー・ローランサン美術館は83年に開館。収蔵作品は今後もグリーンキャブが維持し、貸し出し展などでの公開を検討する。
最後の特別展「マリー・ローランサンとその時代~巴里(パリ)に魅せられた画家たち」を、閉館する2011年9月30日(金)まで開催する。
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