肉食恐竜ティラノサウルス・レックスが、これまで考えられていたよりも速いペースで成長し、体重も重かったらしいことが、2011年10月12日(水)に発表された研究で明らかになった。
米国と英国の研究者は、シカゴのフィールド自然史博物館にある「スー」を含むティラノサウルス・レックスの標本5体を対象に、3次元レーザースキャンとコンピューターモデルを用いて調査。
スーの体重が当初の推定よりも3割近く重い9トン強に達していた可能性があることを突き止めた。
いわゆる「10代の若者」と同じくらい、食欲が旺盛だったとみられている。
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ロイター