2011年11月11日(金)、宮内庁陵墓課は、「郡山陵墓参考地」として管理している奈良県大和郡山市の新木山(にきやま)古墳が、これまで考えられていたより古い5世紀前半に築かれた可能性が高いことを明らかにした。
計約120平方メートル発掘したところ、円筒や家形などの埴輪が出土。円筒の破片に野焼きを示す黒斑があったことなどから、5世紀前半の古いタイプの埴輪で、古墳はこの時期に築造された可能性が高まった。
また、墳丘の葺石(ふきいし)はほとんど失われており、16世紀末に築かれた郡山城の石垣の裏込め石に使われた可能性があることも分かった。
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毎日jp