記者発表会場前に展示された甲冑(レプリカ)徳川家康没後400年を記念し、来春から関ヶ原合戦の全貌を明らかにする展覧会「大関ヶ原展」が三会場を巡回して開催される事となり、2014年10月21日(木)、都内で記者発表が行われた。
「関ヶ原合戦図屏風」「関ヶ原合戦絵巻」を、過去最大規模となる10点以上出陳。徳川家康と徳川四天王(酒井家、本多家、榊原家、井伊家)の具足、石田三成の愛刀「石田貞宗」、島左近の兜など、合戦に参加した武将の武具も紹介。合戦に参加した武将が戦場でやりとりした手紙も出陳し、生き残りをかけたドラマに迫る。出陳数は3会場合計で250点以上になる予定。
最新技術を用いたジオラマ・プロジェクションマッピングも作成し、関ヶ原の地形、天候の変化、各大名の動きなどを再現。上空から見つめる軍師の視点で、合戦を展観できる。
展示構成(案)は「プロローグ ~描かれた戦場~」「1章 再乱の予感」「2章 合戦の前夜」「3章 決戦!関ヶ原」「4章 戦後の世界~天下人への道のり」「5章 徳川家康の素顔」「エピローグ」。前売り券の発売は12月中旬予定。
なお、記者発表が行われた10月21日(旧暦9月15日)は、414年前に関ヶ原合戦が行われた当日だった。
「大関ヶ原展」は東京・墨田区の江戸東京博物館で、2015年3月28日(土)~5月17日(日)に開催。東京展の後は京都文化博物館(2015年6月2日~7月26日)、福岡市博物館(予定:2015年8月7日~10月4日)に巡回する。
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